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ここは西東京の地域をいきいきさせるために生活者ネットワークを利用してやろうという個人のブログです。
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知り合いの娘さんが嬉しいことに政治的自己表現をすると言う。
‥‥‥‥‥‥‥以下引用
23、4歳あたりまで、わたしは選挙に行かない成人だった。なにがどうなっても、わたしの生活が変わるわけではないと思っていた。それはべつに「政治家なんてみんな金のことしか考えてなくて」とか「結局お上が得するようになってんだよ」といった不信感ではない。演説者が声高に繰り返し呼びかける「みなさま」、自分はその数にカウントすらされていない人間だと思っていたからだ。世の中には、侮蔑されたり差別されたり、そして無視されて生きている人間がいる。そして、そんな人間がいることを仕方のないことだと思っている人間がいる。

東京市民でありながら、区議選のお手伝いをすることになった。わたしは、その候補者のことばに賛同し、彼に住みよい街を作ってもらいたいために応援をするのではない。もちろん興味本位もある。ただなによりも、声をあげることの大切さを彼から受け取ったからだ。誰のことなのかわからない、どうせ自分以外の「すべてのみなさま」へ投げかける明るい未来への提案なんて、わたしには必要ない。その候補者もまた、そんなふうに思う理由を知っているのではないかと感じることができた。

ほんとうならば、どんなかたちであれわたしは自分のことばで訴えかけたい。代弁者なんていらない。けれど、わたしにはまだ胸を張ってそれができない。だからわたしはできることをする。最後にあるのが失望でも、わたしもあなたも確かにここに生きているのだと、その証が1という数字になって誰でもいい誰かに届くと信じている。そして、じっと押し黙っているまだ0のあなたからもまた、それをわたしに届けて欲しいと思っている。・・・誰もがもっとやさしく、自由に愛し合える日がくればいい。大人も子供も障害者も老人も病人もゲイも在日外国人もひきこもりも風俗嬢も。
‥‥‥‥‥‥‥引用ここまで

嬉しいじゃないか、ほんとうに嬉しいじゃないか。ちょうどこれを読んだとき、熱で臥せっていたのだが、いやうれしや。ほんとうにうれしかった。
ところが、

‥‥‥‥‥‥‥再び引用
人生初のうぐいすは、後悔の残るものだった。
台本どおりにしかしゃべれず、こんなにも自分がマニュアルどおりの指示待ち人間なのだということを痛感した。のろのろと走り、うっとうしい選挙カーへ投げつけられる窓ガラス越しの罵声、やかましいスピーカー。通りをゆく人々の無関心と好奇の入り混じった一瞥を前に、わたしはひたすら台本を読み上げることで精一杯になった。声を上げるということは、こんな視線を受けるのだということだったのか。それでも、冷たい雨に打たれながら候補者は訴えかけるのをやめない。わたしは、自分の言葉で、なんて、なんて奇麗事を言っていたのだろう。はずかしい。 ・・・所詮三文ライターにすらなれない泡沫ブロガーのわたしが、世間という目にもっともっと打ちのめされて、そこで初めて自分の言葉の意味を知ることができれば。できれば、いったいどうなれるというのだろう。ただただ、はずかしい。
‥‥‥‥‥‥‥引用ここまで

上の文章に比べて下の文章は、改行が少なくなって彼女のどうにもならない苛立ちのようなものが伝わってくる。ふたつの文章を読めばわかるように、彼女は非常に才能のある書き手だ。タケヤブなどとは根本的に違う真性の書き手だと確信している。だがこの才能をもってしてもウグイスと言う作業はむずかしいのだな。そうなんだぁ。タケヤブは認識を新たにした。

タケヤブがこの活動に入ったのは、クサいウグイス原稿をなんとかしろよだった。
まだワープロの時代で原稿は残ってないが再現すると次のようなものだ。
「○○は母です。
こどもたちに安全な食べ物を食べさせたい。
だから学校給食に地場野菜を導入しました。
あなたの声を直接議会にとどけるます
生活者ネットワーク○○です。

 ○○は娘です
住みなれた町で豊かな老後を過ごしてほしい。
だからディサービスをつくりました。
あなたの気持ちを政策で実現します。
生活者ネットワーク○○です。

 ○○は市民です。
政治は生活の道具です。
だから市民の声を政治の中で実現する
代理人という仕組みをつくりました。
生活者ネットワーク○○です。」

「○○は妻です」のバースもあったと思うが思い出せない。連呼はださい。かといって小難しい政策用語もつたわらない。そこで、上のようなものを考えたわけだ。その後タケヤブにウグイス原稿の依頼が来ないとこをみると、このウグイス原稿は評判が悪かったのかもしれない。いいウグイス原稿とは「正しいウグイス原稿」や「カッコイイウグイス原稿」ではなく当選するウグイス原稿なので、当選するウグイス原稿とは「連呼」なのだろうか。結局、このウグイス原稿も、タケヤブのプライドの問題であるようだ。

しかし、それでいいのではないかと思う。皆、連呼ではいやだとおもっている。それで、意志ある人は自分でウグイス原稿をもってくる。主に年長の方だが、自分がその候補者の何を訴えたいのか、その候補者と何をしたいのか、有権者に訴えたいのは何かを語るのだ。「通り過ぎる車の中で聞こえるのは3行くらいかしらとおもって気をつけてはみたんだけど、どう?」と見せられて直すことはまずない。「てにをは」がおかしいところだけ直す。国語を教えている立場が幸いして皆さん受け入れてくださる。普通の文章なんだが、自然に個性が出る。そして連呼ではない。それが立派な政治的表現だと思う。

タケヤブの場合はしゃべるのが商売だ。毎日毎日原稿なしで延々喋っているのだ。だからウグイスも原稿はない。地元ではだいたい最終日の午後6時から8時がタケヤブのウグイスと決まっている。そこで泣いて来いと言うわけだ。恥ずかしい話だが、選挙戦も最終日、とっぷりくれた最後のコマはもう胸が詰まって所々涙をこらえた声になる。タケヤブだとわかって寒いのに家の前に出て待ってくれていたりすると、もうダメだ。うるうるしてしまう。(はず)

車は路地を徹底的にすみずみまで回る。どのうち誰が住んでるのか半分くらいはわかる。このうちの子どもさんはもう大学生かな。ここのお母さんは入院してたけど、どうなったかな、といった具合だ。日頃から町を歩いていると、そうなるわけだが、次の選挙ではもうわからないだろう。子どもたちが地域の学校にいなくなり、タケヤブもまったく町を歩いていないので、それは難しいかなと思う。そうなったらだれかタケヤブではない人が最後のコマで泣いてくれればいいのだが。

で、延々そのエリアの歴史と地域課題を語るのだ。
たとえば
「○○中校区の皆さま。生活者ネットワーク市議候補◎◎です。選挙戦も後残すところ1時間、最後のアピールに参りました。ちょっとだけお聞き頂ければと思います。4年前の選挙で、○○中の改築を公約に掲げたのは◎◎だけでした。そしてこの地域の母親たちの悲願であった改築は実現しました。他にも○○中の改築をしたという候補者がおられるでしょう。しかし、多くの保護者の皆さまと話し合って、建替え協議会を立ち上げ、市民の話し合いのなかから実現してきたのは生活者ネットワークです。また、この地域をはなバスがとおるようになりました。これもワタシが実現したと言う他の候補者がおられるでしょう。しかし、皆さまに署名をいただいて行政にとどけ、議会でも質問し続けたのは生活者ネットワークです。議員の力は権力ではありません。ですから、ルールを無視して何かを実現することは出来ません。だとえ出来たとしてもそれは間違いです。生活者ネットワークは皆さんの声を政策提案の形に変えて、議会活動の中で実現していくものです。みなさん、どちらを選びますか?権力を振るう人と、ルールを守る人と。」といったぐあいに延々語るのだ。

これはもう辻(辻街宣)であるが、ほとんど時速10キロもいかないような低速で走っている車なら、聞く耳を持つ人なら十分聞こえる。(はず)

だもんで、障害者のお子さんをお持ちの家の近辺では障害者政策を、高齢者がおられる家なら高齢者政策を、今まで何をしてきたか、他党派とどう違うか、今度の公約はなにかをアピールする。

さて、地域を知らない時はどうするかだ。
これは困る。NTKOも広いので合併して一緒になった地域はほとんどわからない。だから、生活者ネットワークの政治姿勢を語るしかなく、延々喋る。今回他ネットの応援に行った時は、
「生活者ネットワークは二期8年を原則にしています。ですから議員年金は発生しません。お金のながれはすべて公開しています。選挙や活動はすべてカンパとボランティアによって行われていますから問題の起こりようがないのです。」と説明した。今回は寒くて頭が回らず、ここで終わったが、次には「2期8年でないが出来るという声もあります。しかし、生活者ネットワークの活動は20年以上続けられています。その活動実績が一人一人の議員を支えていますから、2期8年でも仕事ができるのです。議員をローテーションする、特権化しない。これをすでに実現しているのが生活者ネットワークです。」ぐらいは言えると思う。これもNTKOですでに言っていることだから。

しかし、こういうことは喋りなれているものでないとできないかもしれない。ましてや、言葉への自覚がないと結局は善意でありながら政治家の喋りのコピーになってしまう。いままで聞いていたウグイスを知らず知らずのうちに真似てしまうのだ。ひょっとしたらあなたの清き一票をとか口走っているかも。
だから、
どんなに拙くても、自分で、ちゃんと声を出していう。
それだけでいいのではないかと思う。全てはそこから始まる。
小さな一歩だけど偉大な一歩というヤツだ。

ウグイス原稿は事前に下読みする。
意に沿わない時は
それぞれが自分のウグイス原稿をもっていけばいい。

ただそれだけのことだ。
でも、多くの人がそれをせず、役割演技の政治活動に満足しているということだ。
あなたはそのことが非常に悔しかった。自分をふがいなく思った。
だが、そうではない。あなたの素晴しい才能をもってしても「しゃべる」ということは別だった。それだけのことだとタケヤブはあなたに言いたい。
「わたしは、自分の言葉で、なんて、なんて奇麗事を言っていたのだろう。」
ということ自体が綺麗事にならないために、ぜひ、明日明後日、2日間のうちに、もう一度自分の原稿をもってチャレンジしてほしい。
あなたのウグイス原稿を是非見せてください。
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ILLUSTRATION BY nyao